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中国 一人っ子政策の罰金はいくら? [時事]

中国では1979年から一人っ子政策(正式名称:

計画生育政策)を実施していますが、違反をした場合の

罰金はいくらでしょうか?


--  罰金について

中国では一人っ子政策を行っているため、子供は一人しか

産むことができません。

違反した場合は罰金が科されるのですが、その金額は

一律ではなく、地域によって異なるようですが、年収の

数倍というのが相場のようで、日本円にすると数百万円に

なるようです。

中国では都市部の住民と農村部の住民とは区別しているため、

都市部の住民の罰金は高くなるようです。


以前はもっと安かったようですが、富裕層などは罰金を気にせず

二人目以降も産むなど格差が広がるため、高くなってきています。


ただし、双子などは対象外となっています。


--  一人っ子政策廃止

一人っ子政策は中国の人口増加を抑制するための政策でしたが

その結果として多くの問題が起こっています。


二人目が生まれたにも関わらず罰金を払えないため届け出を

していない無戸籍問題、男児を望む傾向にあるため女児が少ない、

極端な高齢化、労働人口の減少などが特に大きいと思います。


そこで中国政府は10月29日一人っ子政策の廃止を決定しました。

時期は決まっていないそうですが、早ければ年内ということです。


以前から問題が指摘されており、部分的に緩和をしていたにも

関わらず出生数が伸びなかったため、完全廃止の決定となりました。




一人っ子政策の罰金については、その額がいくらかで払える人と

払えない人に差が出るでしょうし、富裕層にとっては罰金がいくらで

あろうが気にせずに二人目以降も生むのでしょうし、金額をいくらに

しても根本的な解決はできないのでしょう。


今回一人っ子政策が廃止されたことで、出生数は伸びるとは思いますが

高齢化や労働力の低下など、すぐに解決できない問題は今後の大きな

課題になるでしょう。


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